自閉症の療育方法
自閉症の原因ははっきりわかっていないため、薬や手術など医学的な方法で完全に治すことはできません。
自閉症の子供に、社会のルールや暗黙の了解を悟らせるのは困難ですが、その場面ではどんな行動をとるのがよいのか、マニュアル化して覚えることはできます。
このように、生活上の困難を減らし、不自由なく過ごせるようにする取り組みを療育といいます。
療育には、家庭だけでなく、医療や教育、福祉などの専門家が多面的にかかわり、それぞれが協力し合って、子供のもつ能力を生かして発達を促し、子供の自立と社会参加を目指したサポートを行っていきます。
社会生活を通して、子供が自分自身を価値ある存在だと思う自尊感情も養われます。
自閉症の子供は、言葉の認識のしかたや聴覚などの五感が独特ですので、お互いに共通のコミュニケーションの方法を見つけることが大切です。
例えば、視覚のほうが認識しやすいため、絵を使ったり、言葉を箇条書きにしたりします。
最初は伝わらなくても、繰り返し練習することで、徐々にわかるようになり、コミュニケーションができるようになれば、社会生活の幅も広がります。
うつ病がんばるな!
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