歯磨きのマニュアル化
毎日の歯磨きは、口腔内の衛生を保ち、歯の健康を保っていく上でとても大切な習慣で、乳歯でも虫歯になると永久歯に影響することがあります。
歯磨きの習慣を身につける方法としては、工程を細かいステップに分け、マニュアル化することです。
それを表にして洗面台のわかりやすいところに貼り、表を見ながら手順を進められるようにします。
初めは歯ブラシを噛むことしかできなくても、口の中にブラシを入れる行為に慣れさせることに意味があります。
大人が一緒に手を添えて、ブラッシングを覚えさせ、うまくできたら褒めてあげます。
歯磨き粉の味や歯ブラシの毛の硬さを嫌がる子は、別のものに替えることで抵抗感がなくなる場合もあります。
歯磨きは、基本的に自分でするものなので、他人に体を触れられることを嫌う自閉症の子供が比較的受け入れやすい習慣です。
トイレや入浴、歯磨きなどを覚えさせるときには、それぞれの工程を1ステップずつできるようにすすめていきますが、最終的には、全て一人でできるようにします。
一つの行動を1人でできるようになったら、次はトイレ、入浴、歯磨き、就寝というように、寝るまでの流れをスケジュール化していきます。
こうなると、寝るまでの時間がパターン化し、生活リズムをきちんと身につけることができます。
スケジュール表をわかりやすいところに貼っておき、最初にうちは親が行動を促し、最終的には、子供が時計を見て、自分で行動できるようになるのが目標です。
うつ病がんばるな!
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