気持ちや意思を表現
自閉症の子の言葉の発達には個人差があり、成長とともに言葉の能力が伸びる場合もありますが、根底にある「伝えにくさ」「わかり合いにくさ」は解決できません。
1人で過ごすことが多いのは、1人で過ごすことが好きだからではなく、コミュニケーションの方法がわからないためです。
しかし、周囲の人がこうした特性を理解して、子供に人と付き合うルールを教えていくことで、人と付き合うことの楽しさを知ってもらうことができるのです。
人の気持ちや意図を理解する方法を教えるとともに、自分の気持ちや意思を表現する方法を教えていくことで、ストレスを軽くすることができます。
自閉症の子ども自身が意思を表したり、何かを選択したりすることはとても大切なことです。
子供が自然にそういう気持ちになるような場面を作り、欲しいものに対して、どんな身振りや言葉を発すればよいかを教えます。
例えば、おやつの時間に絵カードを見せて欲しいものを選ばせます。
これができたら、「ください」という言葉を言えるように行動を促していきます。
初めはヒントが必要ですが、次第に自分の意思を表現できるようになります。
うつ病がんばるな!
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