パニックにはまず安全確保
自閉症の子は、突然パニックを起して、大声で叫んだり泣き出したり、かんしゃくを起すことがあり、周囲がやめさせようとしても、なかなか治りません。
パニックは、どう表現したらよいかわからない感情が爆発したもので、その最中は、本人も何をしているのかわからない状態です。
周囲からは突然、理由もなくパニックを起したように見えるので、自閉症の子はキレやすい、わがままなどと思われ、敬遠されることもあります。
子供がパニックを起したときの対応は、パニックを拡大させないことで、やめさせようと無理に押さえつけたり、しかったりするのは逆効果です。
まずは本人の安全を確保しながら、落ち着ける場所に連れ出して、治まるのを待ちます。
パニックの対応で最優先させることは、安全の確保で、暴れたり、周りの人に手を上げることもあり、他の子供をその場から離し、子ども自身にも危険がないように身を守ったり危険物を遠ざけたりし、静かで落ち着けるところに行きます。
また、早くパニックが治まるようにすることで、例えば、パニックが治まり始めたときに、水を飲ませる、おもちゃで気を紛らわせる、おまじないを言う、手を握るなどの方法があります。
子供によって有効な方法は異なるので、その子にあった対応をすることが大切です。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|