お風呂に入るルール
入浴や着替え、洗面、歯磨きなどの身だしなみは、社会生活や健康維持の基本ですから、幼児期に身につけさせることが大切です。
自閉症の子供に身だしなみを身につけさせるには、全てルール化します。
初めに教えるルールはできるだけ単純で覚えやすいものにし、これをきちんと守るようにします。
基本のルールが身についたら、それが当てはまらないような状況にはどうするのか、例外のルールを教えていきます。
例えば、着替えについて、自閉症の子供は皮膚感覚が独特で、いつも同じ服を着たがることがあり、その場合は、一度着たら洗濯するというルールを設けます。
また、自閉症の独特の感覚が関係して、お風呂に入るのを嫌がる子もいます。
例えば、水が怖い、体や髪を洗うのが苦痛、不潔な状態でいることが苦でないなどが考えられます。
まずは、お風呂を嫌がる理由を見極め、子供の抵抗感を少しずつ減らしていくようにし、水が苦手なら、おもちゃなどを持ち込み、徐々に水に慣らしていきます。
体や髪も自分で洗えるようにマニュアル化して教えます。
お風呂に入ることができたら好きなゲームをしてもよいなど、ご褒美を与えるのも、習慣を身につけさせる方法です。
うつ病がんばるな!
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