集団行動と子供の社会性
自閉症の子は、対人関係を作るのが難しいという特性がありますが、他の子供たちと関わっていくことで、社会の中で生きていくスキルを身につけることは可能です。
保育園、幼稚園、小学校など通い始めのころは、すぐには集団の輪の中に入ることができないかもしれませんが、次第に他の子供たちを意識するようになり、少しずつでも社会性を身につけていきます。
こうした集団の力は、子供にとってよい刺激となり、社会性を伸ばすことにつながるのです。
ただし、新しい環境で多くの友達と触れ合っていくことは、子供にとって大きなストレスをなり、集団生活のルールや人の関わり方がわからず、困難を感じることがあるかもしれません。
しかし、つまずくポイントや困るポイントがわかれば、それに合わせてサポートしていくことができます。
また、学習環境として、自閉症の子は、何をするための時間や空間なのか、きちんとわかっていると安心し、目的の行動を実行することができます。
この特性を生かして、生活空間や時間を目的によって区切り、子供が行動しやすいように環境を整えます。
勉強の場所、寝る場所、食事の場所など、空間を目的別に分けることで、生活がスムーズに送れるようになります。
うつ病がんばるな!
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