自閉症の学習能力を伸ばす
自閉症の子の学習能力には個人差がありますが、できるだけわかりやすい方法を用いることによって、能力を伸ばすことが可能で、その方法が手順の構造化です。
手順の構造化は、1つの行動を細かいステップに分けて、一つ一つ手順を示していくことをいいます。
また、自閉症の子は、耳で聞く情報よりも、目で見る情報のほうが認識しやすいという特性があり、教材も絵や写真など、子供にとってわかりやすいものを用います。
また、自閉症の子は、好きなものには没頭しやすく、嫌いなものには見向きもしないという傾向がみられ、得意科目と不得意科目の差が大きいことがよくあります。
このとき、不得意科目を克服させようと、嫌いなものを無理強いしないことが大切で、それよりも得意なものをさらに伸ばすようにしたほうが、子供の自尊感情も育ちます。
子供への評価は、クラスの中で何番目という相対的な評価ではなく、その子自身がどのくらい成長したかという絶対的評価をすることが大切で、できたら必ず褒めることがやる気につながります。
うつ病がんばるな!
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