いじめの防止は周囲の協力
いじめ問題には、学校全体で対処することが大切で、いじめのきっかけが自閉症の特性にあるような場合、自閉症の子供の言動を変えさせることは難しいからです。
それよりも、周囲の子供たちに働きかけ、考え方や振る舞いを変えてもらうほうがずっと現実的なのです。
他の子供たちに、自閉症の子供がどんな感じ方をして、普段の生活でどのように困っているかを詳しく知ってもらうことで、問題が解決することもあります。
自閉症の子供からいじめの訴えがあったり、様子や態度から感じられたときは、慎重に対応し、その場しのぎの対応はせず、しっかりと現状を把握します。
トラブルが起こったときには、学校では教員や特別支援教育コーデイネーターが対応してくれますから、保護者が直接、相手の保護者を問い詰めたり交渉したりすることは、絶対に避けるようにします。
自閉症の子供の保護者側が責められ、事態はさらに収拾がつかなくなってしまうことがあるからです。
うつ病がんばるな!
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