友達を作ること
思春期を迎える頃になると、友達が欲しいという思いが生まれてきます。
自閉症の子は、生まれつき人への関心が低いといわれていますが、一生発達しないというわけではなく、遅れて発達すると考えられています。
人への関心は、学童期になってから、あるいは成人になってから生まれてくる子もいます。
しかし、人への関心が生まれても、友達を作るのは難しく、実際にはかなり苦労し、なかには、友達が嫌がって反応してくるのを、かまってくれると誤解して、顔を見るたびに悪口を言ってしまったり、面と向かって、友達になってくださいと言い、かえって関係を悪化させてしまうこともあります。
本当は友達が欲しいけれど、友達付き合いはとても難しく、疲れることだと感じる子も多いようです。
自閉症の子供のなかには、友達という概念を理解できず、言葉を知っていると言うだけの子や、施設の職員も友達と考える子もいます。
人への関心が生まれた場合には、無理に友達という形にこだわるのではなく、習い事や社会活動などを通じて人との関わりをもつなかで、自然に良好な人間関係が築けるようにしていきます。
うつ病がんばるな!
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