トイレに行く練習
トイレに行けるようにする練習は、乳幼児の子供にとって重要で、トイレの自立ができれば、子供の行動範囲は広がっていきます。
自閉症の子供は、おむつが濡れていても不快を訴えず、尿意や便意を感じにくいため、なかなかおむつがとれない場合があります。
この場合は、子供の排泄のリズムをよく観察して把握し、その時間より少し前にトイレに行くことによって、膀胱や大腸の機能が安定し、排泄のコントロールができてくると考えられます。
最初のうちは、失敗してしまうことも多いかもしれませんが、あせらず続けることで、徐々にトイレに慣れ、感覚や手順を身につけて、1人でできるようになっていきます。
トイレは、ただ便器に排泄さえできればよいというものではなく、トイレのドアを開けて個室に入り、用を足して後始末をし、手を洗うところまで、一連の流れを全て1人でできることが大切です。
自閉症の子供にわかりやすくこの手順を教えるには、一連の動作を一つ一つの動作に分けて、表に示すことが大切で、一度に使うトイレットペーパーの分量や、水を流す回数などを具体的に指示しておくと、混乱が少なくなります。
うつ病がんばるな!
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