自閉症の特性と事件
自閉症などの発達障害が、犯罪と結ぶつくという考えは誤りですが、自閉症の特性が事件につながることはあります。
原因として多いものの1つは、ルールを律儀に守ろうとすることで、例えば、電車の中で携帯電話で話している人を厳しく責めてしまうなどは、ルールに固執したことが原因です。
また、自閉症の強いこだわりが原因になることもあり、好きなものだと他人の持ち物でも無断で持ってくる、虫を見るのが好きで人の家に入り込むといったことです。
こうしたルールへの固執や強いこだわりを持つ人が、自分の行動が他人にどんな影響を及ぼすのか想像できないために、結果として違法行為につながることがあります。
しかし、意図的に誰かを傷つけたり、犯罪を計画するということはありません。
また、自閉症の子供は、他人に利用され、知らないうちに悪事に加担させられる危険があり、指示にしたがって律儀に実行するという特性を悪用されてしまうのです。
例えば、人から万引きするように命令されたり、相手の言葉にしたがって貯金を騙し取られたりすることもあり、本人には、自分が利用されていると意識や、自分の行動が犯罪であるという認識はありません。
自分ではお金の管理ができない場合には、保護者が管理し、小さな異変にも注意して、問題があれば解決していくことが必要です。
うつ病がんばるな!
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