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不眠治療は併用療法
睡眠覚醒のリズム障害の治療は、単独で行われるよりも、併用することで有効になることが多いのです。
例えば、非24時間睡眠覚醒障害の治療の場合、高照度光療法とビタミンB12の内服を併用して、はじめて睡眠覚醒リズムが安定することがあります。
睡眠相後退症候群では、時間療法によって睡眠覚醒リズムを修正したのち、再び後退が起きやすいので、ビタミンB12やトリアゾラムによる薬物療法を併用します。
思春期の睡眠障害では、二次的に発生する頭痛、腹痛、食欲不振などの身体症状があらわれがちです。
障害の結果としての不登校によって、抑うつや自信欠如といった精神症状もみられます。
ですので、非薬物療法や薬物療法に加え、さらに精神療法も含めて、心身両面からの包括的治療が必要になってきます。
睡眠覚醒リズム障害の場合、思春期に発症したときにきちんと治療がされれば、成人期発症よりも予後は良好になるといわれています。
うつ病がんばるな!
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