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睡眠中の無呼吸の原因
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の無呼吸のタイプによって次の3つに分けられます。
@閉塞型
A中枢型
B混合型
圧倒的に多く見られるのは、閉塞型です。
心臓や血管のような循環器の異常などによる呼吸不良や停止などがみられるものを中枢型といい、これは非常に少なく、中には閉塞型と中枢型の両タイプが併存する混合型もあります。
閉塞型の原因は、まず肥満があげられ、そして鼻閉、小下顎症、咽頭狭窄など、上部気道の閉塞を起こしやすくする形態的異常に基づくものが数多く認められます。
中枢型では、脳幹の疾患、循環障害が主な原因となります。
閉塞型は、眠っている間に舌根の沈下によって、上気道が閉塞し、閉塞が開くときに大きないびきをかきます。
いびきとは、睡眠中に舌や喉の奥の筋肉がゆるみ、気道が狭くなるため、空気が通るときに組織が振動して生じる音です。
閉塞型では、上気道が狭くなるだけでなく閉まってしまいます。
しかも、肥満の人は、仰向けに寝ると、舌や喉の柔らかい組織によって気道が狭まりやすくなります。
毎晩このような状態を繰り返すと、酸素の補給の状態が悪くなり、そのため慢性的な高血圧症や動脈硬化や脳梗塞となったり、糖尿病が悪化するなどします。
中高年で肥満型で、眠っているときに激しいいびきをかき、日中の眠気を自覚するとしたら、注意が必要です。
うつ病がんばるな!
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