生体リズムと体内時計

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生体リズムと体内時計

生体リズムをコントロールしている体内時計には2種類の大きなリズムがあることが確認されています。

体内時計は体内のどこに存在するかというと、脳の視床下部の視床叉上核というところにあります。

体内時計には二種類の振動体があり、これらが生体リズムの機能をつかさどっているのです。

二種類のリズムのうち、一つはしっかりした強いリズムをきざむ振動体@というものです。

もう一つは@よりも弱い振動体で、振動体Aです。

強い振動体@のもとでコントロールされているのは、体温のリズムです。

体温は朝上がり出して午後に最高に達し、夕方になると下がってきて、入眠してからぐっと下がるというリズムを刻んでいます。

このような体温のリズムは、強い振動体@にコントロールされているのです。

振動体@は、睡眠中のレム睡眠とも関係があり、睡眠と覚醒のリズムの全体は、弱い振動体Aにコントロールされていますが、その一部のレム睡眠は振動体@のコントロールを受けているわけです。

また、メラトニンという物質も振動体@にコントロールされています。

メラトニンというのは、脳の松果体から分泌されているホルモンです。

夜間に分泌のピークを示すホルモンですが、実はこれが生体リズムのペースメーカーとして重要な役割を果たしています。

松果体から分泌されるメラトニンは、生体リズムのコントロールタワーである視床下叉上核に働きかけているとされています。

メラトニンは夜になって眠るための準備をするホルモンなのです。

メラトニンをコントロールしている振動体@は、光の影響を受けています。

朝起きて太陽の光を感知すると、視神経路を経て視床叉上核に伝えられます。

それによって14時間から16時間後に松果体からメラトニンが分泌され、その後2、3時間で眠気をもよおします。

うつ病がんばるな!

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