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認知療法の治療
認知療法では、大きく分けて3つの段階で治療を進めていきます。
@睡眠に対して恐怖を抱いている、その訴えをよく聞くところからはじめます。
話を聞くことなく、いきなり指示を与えても不信を強めるだけで、治療の中断になることが多いからです。
充分な信頼に基づく関係の確立のためには、苦しみや悩みを受容することからはじめなければならないのです。
A正確な知識を与えます、例えば、高齢者であれば、加齢の伴って多少は眠れなくなることを、自然なものと認識してもらいます。
また、年齢にかかわらず、睡眠には個人差や年齢差があることを理解してもらいます。
B眠れない夜のために、毎日同じ時刻の就寝、起床を指示します。
入眠が困難なときは、いったん起きるようにし、無理に眠らないよう指示します。
何が何でも眠ろうとするのではなく、眠ろうとすればするほど眠れなくなることを説明します。
昼間の活動に重大な支障をきたしていないなら、睡眠時間の長さにこだわるべきではないことを理解してもらいます。
うつ病がんばるな!
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