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中学生、高校生の睡眠障害
中学生、高校生によくみられる概日リズム睡眠障害は、睡眠相交代症候群と非24時間睡眠覚醒症候群です。
睡眠覚醒リズム障害によって、子供の生活に多大な支障が生じ、睡眠のタイミングが通常生活のスケジュールと合わなくなると、社会生活に適応することが困難になります。
また、夜間の睡眠時間と、日中の活動時間がずれることで、様々な形で生活に問題が発生し、必然的に不登校や就学不能になるのです。
現在は昼夜かまわず強い光があふれる環境であり、コンビに、テレビやラジオの深夜番組、テレビゲームやパソコンなど、子供の睡眠環境は悪化する一方です。
中学生、高校生に睡眠相交代症候群と非24時間睡眠覚醒症候群などの睡眠障害が増加している原因は、このような生活環境の変化にあるとともに、もともと思春期や青年期が睡眠覚醒リズムの障害を発症しやすい時期だとも考えられます。
中学生、高校生の睡眠障害は不登校や就学不能をまねきますが、それだけではなく、成長過程にある時期の生体に、様々な障害を生じさせている可能性があるのです。
うつ病がんばるな!
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