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睡眠相後退症候群の症例
太郎君に最初に睡眠障害の症状が現れたのは、中学3年生の頃で、大体月1回、睡眠中の金縛り体験が始まりました。
高校に進学した後、金縛り体験は頻繁に起こるようになり、入眠時幻覚と呼ばれる短時間の幻聴体験も始まりました。
高校2年からは、顕著な入眠困難がみられるようになります。
午前4時まで入眠できず、当然ながら朝は起きられず、日中は全身倦怠感を自覚していました。
週に2、3回の不登校状態となってしまいました。
この症例は、睡眠の時間帯が後退し固定してしまっているため、睡眠障害を起しているのです。
健常な学生は普段は夜更かしをして寝坊しても、サボれない授業になると朝はちゃんと起きるのです。
しかし、睡眠が固定してしまっている学生の場合、どんな授業であろうと起きられないのです。
うつ病がんばるな!
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