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睡眠随伴症の種類
睡眠随伴症は、睡眠時の異常行動、異常現象を全て含んでいます。
ほとんどは乳幼児期から思春期にみられるものですが、最近は高齢期に発現するものも報告されています。
このような行動障害は、脳が発達する段階や、逆に退行していく段階で起こりやすいといえます。
@覚醒障害
覚醒障害は、睡眠時もしくは睡眠と覚醒の移行段階に現れる障害です。
覚醒障害には、錯乱性覚醒、いわゆる夢遊病の睡眠時遊行症、睡眠時夜驚症などがあります。
睡眠時遊行症は子供に多く見られ、睡眠時に突然起き上がって歩き回るなどしますが、本人は自覚していません。
睡眠時夜驚症は、睡眠時に突然叫んで起き上がり、不安、頻脈、発汗などを示します。
A睡眠覚醒移行障害
睡眠覚醒移行障害は、覚醒から睡眠への移行段階、もしくは睡眠とノンレム睡眠の移行段階に発生します。
頭を打ち付けるなどの律動性運動障害、睡眠時ひきつけ、寝言、夜間四肢こむらがえりなどが睡眠覚醒移行障害に含まれます。
B通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症
悪夢、一般に金縛りといわれる睡眠麻痺、睡眠関連陰茎勃起障害などがあります。
また、高齢者にみられるレム睡眠行動障害も、これらに含まれています。
Cその他の睡眠時随伴症
その他の睡眠時随伴症としては、睡眠時歯ぎしり、睡眠時遺尿症などです。
うつ病がんばるな!
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