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入院生活で睡眠リズムを戻す
思春期の子供に多い睡眠相後退症候群と非24時間睡眠覚醒症候群では、入院による治療を行うことが多いのです。
人間は時計や光や食事などによって、生体リズムを外界のサイクルに合わせています。
しかし、睡眠覚醒リズム障害では、生体リズムが外界のサイクルとずれてしまっているのです。
そこで、入院生活のような生活環境の変化が、睡眠覚醒リズムを通常生活に戻させる効果を持つのです。
例えば、自宅でなかなか朝起床できなかった中学生や高校生が、入院して看護婦が声をかけるだけで起きられるようになることがあります。
食事のタイミングも朝昼晩と規則化され、朝食をしっかり摂ることで消化器官の活動時間が早められます。
このように入院による治療が、生体リズムの修正に有用な例があるのです。
うつ病がんばるな!
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