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個人精神療法と集団精神療法とは
個人精神療法は、一般に精神科等で行われる心理療法です。
個人精神療法では、睡眠に関する訴えを聞くとともに、仕事や生活の悩みも聞きます。
不眠をまねいた背景にある原因を一緒に探り、どうすれば解決できるかを話し合います。
個人精神療法が有効な睡眠障害は、精神生理性不眠症、適応性睡眠障害、不安障害などです。
また、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、そして睡眠後退症候群などの概日リズム睡眠障害では、睡眠障害の問題のみならず、しばしば日常生活の障害をみることもあり、それが葛藤を生み、抑うつや不安、さらには人格の変化まであらわれることがあります。
特に日中の眠気を示すものに、こうした傾向が強く、その場合は精神療法が必要になるのです。
睡眠障害の人が日常生活に支障をきたした場合、社会適応への対策が重要になってきますから、個人精神療法に加えて、集団精神療法も行われます。
集団精神療法というのは、同じ障害の人同士が集まって、お互いに悩みを話したり、治療の情報を交換しながら、障害を克服していこうという治療法です。
うつ病がんばるな!
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