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不眠を睡眠習慣と食事から治療
睡眠が概日リズムにきちんとコントロールされていることは、睡眠覚醒のリズムを正しく保つための条件です。
これが何らかの原因によって阻害されると、睡眠障害をもたらす結果となります。
規則正しい睡眠習慣をもつことは、睡眠障害の治療の基本になります。
特に重要なことは、夜間の睡眠時間に関係なく、同じ時刻に起床することです、
たとえ夜によく眠れなくても、毎朝同じ時刻に起床することで、結果的に規則的な入眠時刻になるようになります。
また、睡眠をとる場として、寝室だけで眠るようにし、居間のソファや仕事や勉強に使っている部屋で眠ることは避けます。
適切な睡眠習慣を持続させるには、就寝前の歯磨きや、寝巻きに着替えるなどの習慣づけも効果があります。
また、食事の調整は、睡眠障害の改善に有用であるとされており、生体リズムの観点から、睡眠時間の規則化と食事時間の規則かも、睡眠覚醒リズムを固定するために重要です。
食事時間は、午後遅くや夕食後の不規則な時間の摂取は控え、夜食などの夜遅い食物摂取は、消化作用のために眠りが妨げられるので、消化のよいものをとるようにします。
空腹も食中枢を興奮させ、結果として不眠になりやすくなるので、空腹のときは牛乳などの消化吸収のよいものを少量摂取します。
刺激物は覚醒状態の持続作用がありますので、カフェイン、テオフィリン、テオブロミンなどを含有するコーヒー、お茶、ソーダ類、チョコレートなどの飲料や食物の摂取を減らすことで、不眠の軽減に効果があることがわかっています。
うつ病がんばるな!
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