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周期性四肢運動障害の症状
周期性四肢運動障害は、入眠後、下肢の筋肉がピクンと周期的にけいれんし、そのため睡眠中に何度も覚醒します。
中高年に多く、加齢とともに頻発し、また妊娠中の女性も、その2割近くに発生するといわれています。
周期性四肢運動障害の人には不眠や過眠の自覚症はあっても、筋肉がけいれんしている感覚はなく、睡眠中に足がピクンと動き、そのたびに覚醒するので、不眠や昼間の眠気を覚えます。
睡眠中の周期性四肢運動障害の人は、周期的な下肢の運動が認められ、下肢が持ち上がるような不随意運動や、足の親指を動かすのがわかります。
また下肢の運動に伴って、覚醒反応が起きています。
ですので、周期性四肢運動障害は、睡眠ポリグラフィの検査によってでしか判断できないのです。
健常者でも入眠時に体がピクッと動くことはありますが、異常かどうかは1時間に5回以上の筋収縮の出現があるかどうかをもって判断します。
周期性四肢運動障害の人の場合、1時間当たり50回から100回の筋収縮が起きることをあります。
周期性四肢運動障害の薬物治療は、一般的な睡眠薬より、睡眠中のけいれんを抑制することが必要とされます。
うつ病がんばるな!
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