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むずむず脚症候群の症状
むずむず脚症候群は、夕方から夜間にかけて、下肢に虫が這うような異常体感を覚える睡眠障害です。
特に夜間に布団に入って眠りかけたときに、下肢がむずむずして眠れなくなり、疼痛のような感覚もあります。
異常感覚や疼痛は、下肢を動かすことで、緩和若しくは消失しますので、じっとしていられず、しばしば起き上がって歩き回ることで苦痛を逃れようとしたり、足を布団から出したり、冷やしたりこすり合わせようと努力します。
そのため著しい入眠困難や、中途覚醒後の再入眠障害が現れます。
むずむず脚症候群は、さまざまな疾患と合併してみられる睡眠障害で、鉄欠乏性貧血をはじめ、尿毒症、糖尿病、がん、高コレステロール血症などの合併症をもつ場合が多くあります。
また高齢者、妊娠中の女性、人工腎透析を受けている人で、不眠症の人にもかなりみられます。
また、むずむず脚症候群の人には、周期性四肢運動障害を併発している人が多くいて、むずむずする体感がおさまって入眠すると、今度はピクンピクンと下肢が動きます。
そのため、なかなか入眠できず、中途覚醒が多く、深い眠りのノンレム睡眠が減少しています。
むずむずする異常体感や疼痛は、治療によってほぼ完全におさまり、治療方法は薬物療法が中心で行われます。
うつ病がんばるな!
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