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過眠症のナルコレプシー
ナルコレプシーは、いわゆる居眠り病として知られている障害で、日中、眠ってはならない時と場所で、突然眠気に襲われて眠り込んでしまいます。
中学生や高校生がいきなり授業中に眠り込んでしまうなど、思春期の子供に多く見られます。
ナルコレプシーの原因はまだはっきりわからない部分も多いのですが、一つは遺伝的要因があるとされています。
ヒト白血球抗原系(HLA)のうちDR2とDQW1というの血清のタイプが陽性となることが判明しています。
ただし、ナルコレプシーはストレスなど他の要因が発症に関わっている場合もあり、陽性であっても必ずしも障害が現れるとは限りません。
それとナルコレプシーの原因には、脳で分泌されるオレキシンという物質が関与しているのではないかとされ、オレキシンを分泌する神経細胞の変性や機能障害によって覚醒機構が障害され、そのためにやたら眠くなるのです。
オレキシンは、食欲中枢、摂食中枢と関係があることが知られ、過眠であり、同時に過食であることが多いのです。
うつ病がんばるな!
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