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弛緩療法で不眠を治療
不眠の症状がある人であっても、日中は、仕事や勉強などの活動をこなそうと努めています。
しかし、昼間の活動は往々にして、精神的なストレスや興奮や不安をもたらします。
そのうえ不眠症の人は、不眠への不安や、睡眠への固執がありますから、交感神経系の緊張は増加していきます。
そのため体の主な筋肉は、常に緊張状態にあり、余計に不眠症状が強まってきます。
そこで持続性の筋肉の緊張を解除し、入眠へと導く治療が必要になり、それが弛緩療法といいます。
この弛緩療法は、入眠障害と中途覚醒があらわれる睡眠障害に有効です。
弛緩方法にはいくつか方法があり、単純な筋肉の緊張の解除や、段階的に筋肉を弛緩させる方法があります。(漸進的筋弛緩法)
また、瞑想や睡眠と組み合わせて全身の弛緩をはかる方法などもあります。(自律訓練法)
また、メトロノームなどを使用した条件付け弛緩法なども試みられることもあります。
いずれも方法も通常は就寝する前に行ないますが、これらは睡眠を積極的に発生させるというよりも、覚醒度を下げることによって睡眠を促します。
うつ病がんばるな!
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