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眠れないことを恐れる不眠症
不眠症とは、睡眠の量の不足、又は質の不良から生じる状態をいい、通常は、なかなか入眠できない入眠障害、寝ても途中で覚醒してしまう中途覚醒、睡眠をとっているのにぐっすり寝た気がしない熟眠障害といった症状を自覚します。
また、夜眠れないことによって、起床時に疲労感を感じ、日中は倦怠感や集中力の欠如が現れます。
不眠の原因は、ストレス、不規則な生活、睡眠環境の変化などさまざまです。
いろいろな原因で一過性の不眠症になっても、ストレスの原因になっている問題が解決したり、生活や環境が改善されれば、自然に眠れるようになります。
しかし、眠れないことそのものを恐れる不眠恐怖症になる場合があります。
眠ろうとすればするほど余計に眠れなくなる悪循環に陥ります、それが精神生理性不眠症です。
精神生理性不眠症の人は、眠れない辛さを訴えますが、この不眠症は、自分の評価よりも実際はよく眠っていることが多く、この睡眠時間の自己評価を睡眠状態誤認といいます。
実際に正常に近い睡眠をとっていながら、眠れないという人は、精神生理性不眠症に多いのです。
こうした不眠症は、どちらかというと男性より女性、高齢者に多く見られ、最近は中学生、高校生にも増えいているのです。
うつ病がんばるな!
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