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睡眠薬の副作用と依存
睡眠障害の薬物療法で、最も多く使われているのは睡眠薬で、睡眠障害の症状の中でも、特に入眠障害や中途覚醒がみられる場合は、睡眠薬を用います。
日中の不安が強いときや、抑うつ症状によって入眠できないときにも効果があります。
睡眠薬の効果には次のような要素があります。
@入眠を早める。
A入眠後、途中で何度も目覚めないようにする。
B睡眠時間を延長させる。
C睡眠の質を改善する。
治療に使われている睡眠薬は、重大な副作用や依存症はほとんどなく、入眠障害、中途覚醒をはじめ、熟眠障害をきたしている人が安心して用いることができます。
睡眠薬は、情動中枢に作用して、大脳皮質を覚醒方向に刺激することを抑制し、睡眠中枢に働きかけるものがほとんどです。
また、いっぺんにたくさんの睡眠薬を服用しても危険はありませんが、規定以上の量を服用するのは、治療効果の意味はないのです。
また、睡眠薬が癖になったり、頭がぼけるなどということはありません。
ただし、大量、かつ長期に飲み続ければ依存症が生じ、一時的な眠気やふらつきもあらわれることがあります。
アルコールと同時に服用すると、副作用もあらわれやすくなります。
うつ病がんばるな!
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