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不眠を運動とリラックスで治療
身体的な運動の調整も睡眠障害の治療に必要で、日常的に運動をしている人は、運動の習慣がない人と比べて、深い眠りのノンレム睡眠が多いことが明らかになっています。
しかも、運動習慣のない人が急に運動をはじめても、すぐにはノンレム睡眠は増加しません。
しかし、運動習慣のある人が、急に運動をやめると、ノンレム睡眠は減少してしまいます。
ですので、熟眠障害の場合は特に適度な運動を習慣付けることが大切なのです。
運動時間については、夕食以降、就寝前の運動は睡眠をうながすことになりません。
午前中の運動も、夜間の睡眠に影響はないといわれ、効果があるのは、午後から夕方の間です。
この時間帯にあまり激しくない運動を毎日続けることで入眠を促進させます。
また、朝から午後にかけて、日光を浴びて歩くことで日中の覚醒をもたらします。
また、日中の活動は仕事や勉強によって、心理的に緊張する傾向があり、夜間に自然に睡眠に入るには、日中と夜間の間に気分の転換する時間と空間が必要となるのです。
就寝前には、リラックスできる時間を作って、自然と睡眠できる状態にするのです。
注意が必要なのは、就寝前の寝酒で、アルコールは緊張をほぐし、大脳皮質の活動抑制によって入眠を促進させますが、中途覚醒が増えて、深夜や明け方に度々目を覚ましてしまい、結果、睡眠状態は不安定になるので逆効果となります。
また、タバコも心理的なリラクゼーションをもたらすかに思えますが、含有するニコチンは興奮を高めるので、就寝前には控えます。
うつ病がんばるな!
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