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睡眠時無呼吸症候群の治療
睡眠時無呼吸症候群の治療は、肥満型の人の場合、減量が優先されます。
減量に加えて、禁煙、禁酒などの生活習慣の見直しが必要になってきます。
タバコは動脈血酸素濃度を低下させ、アルコールは上気道の筋肉を緩ませるからです。
また仰向けになると気道が狭くなるので、なるべく横向きに寝るようにし、あるいは気道を確保するため、枕を高くするなどの工夫もします。
また、外科的治療には、いくつかの手術があります。
内科・耳鼻科的治療としては、CPAP治療があり、これは鼻にマスクを装着し、外部から圧力を加えて気道を開き、酸素を脳内に十分に送り込むことによって、深い睡眠をとれるようにする方法です。
薬物療法では、精神安定薬のアセタゾラミド、三環系抗うつ薬などの薬物が試みられます。
ただし、筋弛緩作用の多い精神安定薬は、上気道の筋肉をゆるめ、気道を閉塞させて無呼吸を招くので注意が必要です。
また、睡眠薬の使用については、やむを得ない場合を除いて避けるべきと考えられています。
うつ病がんばるな!
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