有酸素運動で乳酸を防ぐ

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有酸素運動で乳酸を防ぐ

非定型うつ病は非常に疲れやすくなる病気で、鉛様麻痺が加われば、体を動かすことさえおっくうで、横になっているしかないという状態になってしまいます。

しかし、心の病気は、体と心の働きがアンバランスになって起こるもので、体を動かさずに、考えても仕方のないことをくよくよと思い悩んでいると、心と体のバランスはいっそう崩れ、病気は悪化します。

運動には、うつや不安と関係する悪玉セロトニン受容体を減らしたり、抗うつホルモンの産生を促す効果があるとされています。

うつ病の人の脳では情動にかかわる海馬の神経細胞が萎縮しますが、運動をすると、海馬に新しい神経細胞が生まれるともいわれます。

運動をすることは、うつ病の人にとって大きな意味があるのですが、激しい運動は必要ありません。

無酸素運動のような強い負荷をかける運動は、疲労物質である乳酸をためてしまいます。

乳酸とは、激しい運動をすると筋肉にたまってくる疲労物質で、パニック障害を発症させる原因の一つとされています。

パニック障害の人は乳酸の代謝が悪く、体内でできた乳酸が体の外へ排出されるまでに、健康な人より時間がかかるのです。

ですので、適度な有酸素運動をするのが効果的で、乳酸の蓄積を防ぐ効果もあるのです。

うつ病がんばるな!

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