分離不安障害とパニック障害

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分離不安障害とパニック障害

パニック障害などの不安障害の人には、幼児のころ分離不安障害だった人が多いと考えられています。

分離不安とは、愛着を抱いている母親から離されると、泣いたり、後を追ったりする反応をいいます。

不安体質の幼児によく見られますが、ほとんどの子供は、母親の姿が見えなくてもしばらくすれば戻ってくることを、次第に理解するようになりますが、子供によっては過剰な不安を持ち、母親に危険が降りかかるという非現実的な想像をする、自分が迷子になる、誘拐されるなど、ありもしない心配をすることがあります

これを分離不安障害といいます。

分離不安障害では、母親と離れることが不安で幼稚園や学校に行くことを拒否する、常に母親にまとわりつく、母親がいなくなる悪夢を何度もみる、母親から離れると頭痛、腹痛、吐き気などを起したり、泣き叫んだりかんしゃくを起したりするといった行動が現れることもあります。

パニック障害の人には、幼児期にこのような不安症状がすであることがわかっています。

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