|
自分への拒絶過敏のうつ病
非定型うつ病の人には、マイペースの人は少なく、他人は他人、自分は自分と割り切ることができず、いつも周囲の目を気にしながら生きてきた人に多いようです。
他人の顔色をうかがう傾向があり、それが病気によって極端になった状態が拒絶過敏性だと考えられます。
拒絶過敏性とは、他人の侮辱的な言動や、軽視、批判に対して極度に敏感になり、普通では考えられないほど反応する症状です。
その元には、自分の外見や能力を低く見積もられることへの恐怖である対人恐怖や、他人の目を気にする自己愛性であるプライドの高い性格が存在すると考えられます。
侮蔑、軽視、批判といっても、これはあくまでも本人がそう解釈するものであって、実際のところは、何でもない些細なことが多いのです。
ごく些細なことで、自分のことを拒否した、批判したと否定的にとらえ、ときには被害妄想的に受け止めて、ときには被害妄想的に受け止めて、病的に激しく反応するのです。
例えば、過剰に落ち込んで、職場や学校を休んで引きこもったり、それ以上傷つくことを恐れて友人や恋人を作らなくなったりします。
また、攻撃に転じて、相手とけんかや口論を引き起こしたり、絶交状態になったりすることもあります。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|