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非定型うつ病の抗不安薬
非定型うつ病では、不安障害を伴うことが多いため、抗不安薬やその他の薬も処方されます。
①バンゾジアゼピン系抗不安薬
非定型うつ病には、作用時間の長いベンゾジアゼピン系抗不安薬が使われます。
ベンゾシアゼピン系抗不安薬は、神経の興奮や不安をしずめる神経伝達物質、ギャバの活性を高める働きがあり、不安や緊張、抑うつ気分を穏やかに改善する効果があります。
副作用は、眠気、ふらつき、攻撃性、動作が鈍くなる、不器用になる、記憶力低下、注意力低下などがあります。
②感情調整薬
非定型うつ病の特徴的な症状にうち、不安・抑うつ発作や気分のむらに効果を発揮し、パニック発作にも対しても効果があります。
副作用は、眠気、めまいなどがあります。
③抗精神病薬
非定型うつ病では、激しい不安感や焦燥感が見られ、このような場合には、抗精神病薬が使われることがあります。
これらの非定型精神病薬は、軽躁状態や興奮状態にも効果があります。
副作用は、血糖値を上昇させる作用があるため、糖尿病の人や、その疑いがある人には使えません。
 うつ病がんばるな！
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