|
広場恐怖から併発する症状
広場恐怖を伴うパニック障害は、他の不安障害やうつ病を非常に高い確率で併発します。
パニック障害の人は、パニック発作によって人前で取り乱し、恥ずかしい思いをすることを恐れます。
発作を起したら、見ず知らずの他人に迷惑をかけるのではないか、という心配もあります。
広場恐怖に見られる、逃げられない状況、助けてもらえない状況への恐怖は、対人関係の不安と関係し、これが高まると、人の接触を避けるようになります。
これを二次的対人恐怖といい、パニック障害は、広場恐怖や対人恐怖などの恐怖症を伴うことも多く、これが進むと、日常生活はさらに困難なものになります。
パニック障害の経過の中で、前駆期から急性期にかけて、うつ病が現れることもありますが、これは少数で、うつ病が多くなるのは、パニック障害が慢性期に入ってからです。
広場恐怖などのために、生活でできないことが多くなり、楽しんだり、物事に打ち込んだりするエネルギーが少なくなって、うつ病を併発するのです。
パニック障害に併発するうつ病の大部分は、非定型うつ病です。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|