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うつ病の怒り発作
非定型うつ病の拒絶過敏性が爆発的な怒りとなって現れる症状を、怒り発作といい、キレル状態になり、体を震わせて相手を非難したり、大声で叫んだり、手当たり次第に物を壊したりして、手がつけられないようになります。
きっかけは些細なものが多く、普通なら理由にならないことで怒りますので、周りの人はわけがわからず困惑します。
怒り発作への対処は難しいのですが、家族や周囲の人は、興奮している本人と同じ土俵に上がらないことに気をつけます。
相手がいくら理不尽なことをいっても、理屈では反論せず、やさしく耳を傾けるようにします。
怒り発作が治まった後、本人は申し訳ないことをしたと激しい自己嫌悪に陥り、さらにうつ状態が悪化します。
発作を起したのは、本来の自分ではない、おかしいとも感じています。
怒り発作は、必ず起こるわけはありませんが、この発作がある場合、うつ度が高いとされます。
怒り発作がしばしば起こる場合には、感情調整薬や鎮静薬を服用することも考えます。
また、発作による社会的な損失を最小限にするためには、休職も必要となってきます。
うつ病がんばるな!
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