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非定型うつ病と不安障害の併発
うつ病は、他の精神障害を併発することが多い病気で、非定型うつ病に併発する不安障害の中で、最も多いのが特定の恐怖症です。
これは、動物や虫、高所、閉所、嵐、注射など、その人にとって怖いと思う事物や状況に過剰な恐怖心をいだき、回避しようとする病態です。
特定の恐怖症は、恐怖対象と直面しない限り苦痛は少ないため、これだけで診察を受けることはないのですが、特定の恐怖症をもつ人は、非定型うつ病だけでなく、他の不安障害も併発しやすいのです。
次に非定型うつ病に併発する不安障害で多いのが、社交不安障害で、これは、対人恐怖症のことです。
自分の容貌や能力が、他人から低く評価されるのではないかという恐れが心の底にあり、人前に出ると強い緊張を覚え、あがったり、視線が気になったりして、うまく行動できなくなってしまう病気です。
パニック障害も、非定型うつ病を高率で併発し、うつ病を併発するパニック障害は、不安・恐怖のレベルが強く、罹病期間が長いといわれています。
うつ病がんばるな!
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