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パニック障害の症状の推移
@前駆期(軽い症状)
最初のパニック発作が起こる前に、前触れのような症状があらわれることがあります。
発作の数時間前から、半年前くらいまで遡ってみられます。
少し息苦しい、軽い動悸、めまい、意識がうすれるような感じなど、ごく軽い形であらわれます。
A急性期(パニック発作が頻発)
パニック発作は、急性期に頻繁に起こります。
大体、週に3〜7回で、重症の場合は、1日に何度も起こることがあります。
1週間に4回以上発作が起こり、しかもその発作が4週間以上続く場合は重症と考えられます。
B慢性期(うつ状態が強くなる)
発作が減ってきても、予期不安や広場恐怖、回避行動が残ります。
うつ状態やその他の不安障害などがあらわれるようになります。
C残遺症状(非発作性愁訴)
発病して半年から数年が経過すると、残遺症状があらわれてきます。
はっきりした発作ではなく、なんとなく調子が悪い状態が続きます。
うつ病がんばるな!
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