パニック発作のメカニズム

うつ病がんばらない

パニック発作のメカニズム

スポンサードリンク
 
うつ病がんばらない非定型うつ病の知識>パニック発作のメカニズム

パニック発作のメカニズム

パニック障害の発病のメカニズムは全てが解明されたわけではないのですが、脳内の警報システムが誤って作動するという考えがあります。

これは、脳の誤作動によって神経伝達物質が異常に分泌され、あちこちを刺激するため、危険なものはないのに恐怖におびえて、パニック発作が起こるという考えです。

脳には、危険が迫ってきたときなどにそれを察知して、警告を発する仕組みがあり、その中枢は、脳の大脳皮質で、そこから指令が出されると、脳の各領域では、危険なものから逃げたり、敵と戦ったりするための準備をします。

中でも、扁桃体は情動の中枢で、ここが危険を察知して恐怖感が呼び起こされると、その恐怖感は青斑核をはじめとする脳幹部の自律神経中枢核へと伝播していきます。

そこで、青斑核では、ノルアドレナリンを放出し、筋肉に血液を送り込んで心拍を速くしたり、血圧を高めたりします。

ノルアドレナリンは、心身に危険を知らせる警鐘のような役割をするのです。

この警報装置は、敏感で不安定なために、誤って作動することがあり、周りに危険がないのに、扁桃体が過敏に働いてしまい、異常に興奮すると、それが自律神経を刺激して、めまいや動悸などのパニック発作を起こします。

この影響は、生きるための本能や感情をつかさどる大脳辺縁系や、人としての精神活動の中枢である前頭葉にまで及び、予期不安や広場恐怖が起こってくると考えられています。

うつ病がんばるな!

スポンサードリンク
カテゴリ
好きなことはできるうつ病
過食と過眠のうつ病
他人に極度に過敏なうつ病
意識しない抑うつ状態
定型うつ病と非定型うつ病の違い
都合のよいうつ病
今を感じるストレス解消
眠りすぎるうつ病
食べ過ぎるうつ病
鉛のように体が重いうつ病
自分への拒絶過敏のうつ病
不安と抑うつの発作の激しさ
うつ病の怒り発作
フラッシュバックと依存症
ストレスと非定型うつ病
うつ病になる真面目な性格
非定型うつ病になりやすい性格
非定型うつ病の神経伝達物質
非定型うつ病の脳内の変化
非定型うつ病の遺伝
養育歴と非定型うつ病との関係
体を動かすこととうつ病
非定型うつ病の不安気質
非定型うつ病と不安障害の併発
パニック障害のパニック発作
パニック発作の身体症状
繰り返すパニック発作の予期不安
パニック発作の不安な場所
広場恐怖から併発する症状
パニック障害と性格の変化
パニック発作のメカニズム
パニック障害と神経伝達物質
パニック障害とうつ病の関係
パニック障害の症状の推移
社交不安障害の不安気質
社交不安障害の恐怖症状
分離不安障害とパニック障害
心的外傷後ストレス障害の原因
PTSDは脳に外傷を与える
非定型うつ病とPTSDの類似
PTSDのパニック発作
特定の恐怖症、強迫性障害、全般性不安障害
パニック障害からパーソナリティ障害
パニック障害の判断
パニック障害、広場恐怖の診断基準
モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)
非定型うつ病の抗うつ薬
非定型うつ病の抗不安薬
薬でパニック発作の消失
パニック障害の薬の服用期間
パニック障害で使われる薬
パニック障害に聞く抗うつ薬
パニック発作や予期不安の抗不安薬
広場恐怖の行動療法
広場恐怖の暴露療法
自律神経をリラックスさせる
非定型うつ病の休養
非定型うつ病と職場の理解
体内時計のリズムを整える
体内時計のメカニズム
有酸素運動で乳酸を防ぐ
アルコールの抗不安作用とは
Copyright (C)うつ病がんばらないAll Rights Reserved
免責事項
当サイトの情報を利用してトラブル等が発生しましても、管理人は一切責任を負うものではありませんのでよろしくお願いいたします