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体内時計のリズムを整える
体の中には、日々の営みをコントロールしている時計があり、毎日同じ頃の眠くなり、一定時間の睡眠をとると目が覚め、朝昼晩同じ頃におなかがすくのも、体内時計のリズムにしたがって体の機能が働いているからです。
体内時計のリズムは、不規則な生活をしているとどんどん乱れてきます。
非定型うつ病では過眠が多くなりますが、眠りは浅いために寝たりず、だらだらとベッドで過ごしがちになり、睡眠、覚醒のリズムが崩れ、昼と夜が逆転したような生活になっています。
この状態では、うつ病の悪化につながり、体内時計は自律神経やホルモン分泌などもコントロールしているため、このリズムが乱れると、自律神経やホルモンの働きもおかしくなるのです。
その結果、内臓の働きが悪くなる、ストレスに弱くなる、疲れやすくなるなどがあります。
体内時計は、脳の視床下部というところにあり、目から入ってきて脳へ届けられる光の信号や、食事によって上がる血糖値上昇の信号によってコントロールされています。
ですので、睡眠や食事の時間をできるだけ一定にしておけば、体内時計のリズムは正しくきざまれるようになるのです。
朝は早く起きて窓を開けて、朝日を浴びるようにすると、朝の光は脳へ届けられ、心身ともに目覚めます。
眠るのはその日のうちに寝て、どんなに遅くとも夜12時までに寝ることを心がけます。
食事は朝昼晩決まった時間にとるようにします。
うつ病がんばるな!
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