パニック発作や予期不安の抗不安薬

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パニック発作や予期不安の抗不安薬

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パニック発作や予期不安の抗不安薬

@ベンゾジアゼピン系抗不安薬

神経の興奮や不安をしずめる神経伝達物質、ギャバの活性を高める働きがあり、特にパニック発作や予期不安に効果があります。

SSRIや三環系抗うつ薬が効果が出るまで期間が長いため、その間、パニック発作が起きたときに応急的に服用するほか、外出時に持ち歩き広場恐怖を感じたときに服用するといった使い方をします。

例えば、作用時間が短いロラゼパムは、舌の上で服用するだけで即効性があります。

副作用は、眠気、ふらつき、攻撃性、動作が鈍くなる、不器用になる、記憶力低下、注意力低下などがあります。

薬の効き目が悪くなる耐性や飲み続けるとやめられなくなる依存性が強いため、服用を突然中断すると、症状の再発や、離脱症状が出ることがります。

Aβ遮断薬

βアドレナリン受容体を遮断する薬で、心臓の神経に直接作用して強く心臓のどきどきするような心悸亢進を抑えるだけでなく、脳内ノルアドレナリンのβ受容体ににも作用して不安を抑える作用もありますので、動悸の激しいパニック発作にも有効です。

ただし、症状を和らげるだけで、パニック発作そのものを抑える効果はありません。

副作用は、気管支を収縮させる作用があるため、ぜんそくの人が服用するのは危険です。

また、血圧を下げる、不眠、だるさ、吐き気などもみられます。

うつ病がんばるな!

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