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パニック発作の身体症状
パニック発作の現れ方は、直接的な原因は何もなく、不意に始まり、１０分以内にピークに達します。
本人はわけがわからないまま強い不安に襲われ、このまま死んでしまうのではないか、という恐怖感を覚えますが、ほとんどの場合、３０分前後でおさまり、何事もなかったかのように元の状態に戻ります。
動悸、息切れの症状が現れ、心臓が破裂する、口から飛び出しそうになる、心臓をわしづかみにされる、という激しい表現がされます。
暑さが原因ではない、恐怖心や不安感による発汗があり、冷や汗をかくことで、さらに不吉な感覚が生まれ、恐怖心や不安感が強まります。
筋肉が収縮して、自分の意思とはかかわりなく震える現象があり、まるでけいれんするように、体がガクガクと動き出す人もいます。
喉がカラカラになったり、口に中がザラザラと、あるいはヒリヒリと乾く状態で、息苦しさを伴うこともあります。
呼吸が速くなったり、荒くなったり、息をするのが困難な状態になります。
息が吸えなくなり、窒息するのではないかという感覚が、強い恐怖心を招きます。
胃をぎゅーとつかまれる、おなかの中がぐちゃぐちゃになる、強い吐き気に襲われ、吐いてしまったりします。
強い不安や恐怖のため、気が変になってしまうのでないか、人前で取り乱して、とんでもないことをしてしまうのではないかと恐れる状態になります。
自分行動や思考を、自分で感じる力が弱まる離人感を感じ、自分が行動しているはずなのに、夢の中にいるよう、という感覚に襲われます。
現実感がなくなり、自分の周囲の状況をいきいきと感じることができなくなります。
動悸や震えなど激しい身体症状に伴い、不安や恐怖が強まり、死を強く意識します。
 うつ病がんばるな！
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