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PTSDは脳に外傷を与える
PTSDの体験は、人間の対処能力を超える圧倒的な体験で、その人の心に強い衝撃を与え、元に戻すことができないような変化を与えます。
単に心理的な影響を残すだけでなく、脳に外傷を作り、生地学的な変化を引き起こすことが明らかになっています。
特に、幼少期の成長過程で心的外傷を受けると、情動と記憶を調節する海馬が発達できずに萎縮する、攻撃行動や恐怖反応、情動的な記憶にかかわる扁桃体領域の血流が低下する、言語にかかわるブローカ中枢部に機能が低下するなど、脳の発育にダメージを与えるとされてます。
脳の外傷によってもたらされた恐怖の記憶は、時間が経っても薄れることはなく、その人が意識するしないに関わらず、その人の心と行動を一生、直接的に又は間接的に支配するとされているのです。
うつ病がんばるな!
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