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市販の睡眠改善薬
不眠に対する効果がある市販薬が販売されるようになり、睡眠改善薬として、薬局等で売られており、処方箋がなくても購入できます。
その代表的な薬が、ドリエル(エスエス製薬)で、くしゃみや鼻水、皮膚のかゆみなどの症状を抑える作用をもつ抗ヒスタミン薬が含まれています。
もともと抗ヒスタミン薬は、アレルギーの薬や風邪薬の成分として使われ、アレルギーの薬や風邪薬を飲むと、副作用として眠気を起すことがありますが、この眠気を起すのが抗ヒスタミン薬なのです。
ドリエルは、この副作用を利用して、眠気を誘う薬として作られました。
睡眠改善薬は、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったり、一時的に症状を緩和するために使い、慢性的な不眠治療には向きません。
不眠が週3回以上あり、1ヶ月以上続いているときは、不眠治療が必要です。
簡単に手に入るものでも、薬ですから、多く摂り過ぎると副作用が出る恐れがありますので、用量を守って服用するようにします。
また、気持ちを明るくする効果のあるものとして、セントジョーンズワートというハーブを含んだ健康食品が売られています。
気分を明るくする作用に加えて、眠りにも効能があるということで使っている人も多いようです。
自然の植物から作られる健康食品ですが、薬と同じような成分が含まれるため、植物から取れたものだからといって安心ではなく、薬と同様、用量を守って使う必要があります。
ピル(経口避妊薬)や強心薬、気管支拡張剤などを飲んでいる人は、注意が必要です。
セントジョーンズワートを飲むことで、これらの薬を分解する体内の酵素の働きが強まり、薬の効き目が低下することがあります。
うつ病がんばるな!
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