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疲れを取るために眠る
人間が眠る理由は、脳を休息させるためです。
人間の脳は他の動物と比べて高い能力を持っており、昼間は脳をフル稼働させて生活しています。
疲れた脳を脳を休ませて回復させるのが睡眠の役割で、熟睡中の脳の温度を下げて、疲労から回復させるのです。
睡眠がとれずに働き続けると、眠気でぼんやりとして頭の働きが低下し、注意力や判断力が落ち、心理的にもイライラしたり、情緒不安定な状態になります。
また、脳だけでなく体にとっても睡眠は重要で、深い睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌され、骨や筋肉の成長を促すもので、子供の成長に欠かせないものです。
大人にとっても大切な役割があり、疲れた体を回復し、日中の活動で荒れた肌や病気による体の損傷を修復する働きがあるのです。
また、睡眠中には、昼間の活動の準備もあり、血糖値を上げ、さまざまなストレスに対抗するコルチゾールというホルモンの分泌が朝に向けて増え、目覚める直前に最大になります。
コルチゾールとは、ストレスを受けると分泌される、ストレスを戦うための免疫物質を作る副腎皮質ホルモンのことをいいます。
また、ウイルスや細菌などの侵入を防ぎ、撃退するための免疫物質も睡眠中に作られます。
うつ病がんばるな!
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