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うつ病とストレス対処法
うつ病は、ストレスと関連して起こるといわれますが、ストレスにさらされている人がみなうつ病になるわけではありません。
ストレスで胃潰瘍になる人もおり、血圧が上がる人もおり、不安障害といわれる心の病気になる人もいます。
うつ病がストレスにより引き起こされたように見えることがありますが、うつ病の原因はまだ解明されていないのです。
しかし、うつ病でストレスホルモンであるコルチゾールが高値を示したり、この分泌のコントロールができなくなっているなどの状況証拠が多くあるため、うつ病の発症にストレスが関与していることは確かだと考えられています。
ストレス対処がうまくいくと、心の健康が保たれ、適切に対処できないと、心の健康を損ない、うつ病などが引き起こされると考えられるのです。
ですので、適切なストレス対処法を持っていると、ストレスへの過剰な反応をコントロールすることが可能になり、ストレスに関連した心の病気になりにくいのです。
ストレス対処法について研究がされており、次のような対処法があります。
@問題解決型ストレス対処法
悩みやストレスの内容の解決に積極的に取り組んだり、計画的に休暇をとるというものです。
A情動焦点型ストレス対処法
人に話して発散する、趣味・スポーツに打ち込む、ペットと遊ぶ、何か食べる、買い物をする、テレビを見る、ラジオを聴く、のんびりする、ギャンブル・勝負事をする、タバコを吸う、アルコールを飲む。
B回避型ストレス対処法
じっと耐える、寝てしまう。
男性、女性とも問題解決型ストレス対処法を持つ人は、そうでない人に比べてうつ病になりにくいことがわかっています。
うつ病がんばるな!
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