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周期性四肢運動障害の症状
周期性四肢運動障害とは、睡眠中に何かを蹴るような感じで脚が勝手にピクンと反復して動き、目が覚めてしまうというものです。
夜中の前半から中盤にかけて、体がリラックスしてきたときによく起こり、明け方にかけて回数は減っていきます。
カフェインを多くとったときや疲れているときに出やすいのが特徴です。
ウトウトしかけた時に、脚がピクンと動いて目が覚めるということを一晩に何度も繰り返すため、睡眠そのものが浅くなり、ひどくなると昼間にだるさや眠気が強くなってきます。
これは、ドーパミンにかかわる運動神経の低下が原因で、脳の指令で動いているのではなく、不随運動で、運動神経調節機構の不調で勝手に動いているのです。
レストレスレッグス症候群のある人の約8割はこの障害を合併しており、中高年に多く見られます。
鉄欠乏症や肝臓病の人に発症しやすい傾向ににあります。
しょっちゅう目が覚める、熟睡感が得られないといった症状に悩まされながらも、自分では脚の動きに気づかない人が多いのです。
周期性四肢運動障害による不眠は、レストレスレッグス症候群と同様に、睡眠薬を服用してもなかなか治りません。
原因となっている脚の不快感や不随運動を改善することが不眠解消につながります。
激しい運動のあとにかえって症状が出やすくなることもあります。
症状が強い場合には、ドーパミンの働きを改善する薬物などで治療を行います。
うつ病がんばるな!
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