|
極端な早寝早起き
社会的に望ましい時刻よりも早く眠ってしまい、望ましい時刻よりも朝早く目覚める極端な朝方の人がいます。
ほとんどの場合、夜6時から8時には眠くなり、夜8時以降まで起きていることができず、朝は2時〜3時には目覚めてしまいます、これが睡眠相前進症候群といいます。
若い人にみられることは稀ですが、歳をとってくると、こういう極端な朝型が多くなってきます。
睡眠相前進症候群の主な訴えは、夜早い時間に耐え難い眠気があり起きていられない、早くに目覚めてしまって再度、眠ることができないというものです。
目が覚めると比較的、ちゃんと行動でき、普通は学校や仕事での問題は起こらず、ここがうつ病の早朝覚醒と全く違うところです。
うつ病で早朝覚醒が起こると、体のだるさや気持ちのつらさもあって寝床から出ることができず、朝まで悶々として過ごすことになるのです。
睡眠相前進症候群の場合には、比較的さわやかに目覚めるため、また、憂うつな気分も見られないため、起きて行動することが多くなります。
ただし、早い時間から眠気が現れるので、夜間の活動が著しく制限されるようになり、対人関係や社会生活面で問題が起こることが考えられます。
無理をして起きていると、夜間の運転中に眠気が出てきたり、実際に眠ってしまうこともあるので注意が必要です。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|