不眠の症状と睡眠薬
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不眠の症状と睡眠薬
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不眠の症状と睡眠薬

不眠症には、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒とこれに伴う熟眠障害があります。

寝つきが悪い入眠障害には、眠りに入るときだけに効き目がある、鎮静睡眠作用の作用時間が短い薬が使われます。

また、不眠に対する不安が強い人や、肩こり、頭痛のある人には、安定剤効果のある薬が使われます。

不眠に対する不安が強くない人や、夜中にトイレにいくときに転倒する恐れのあるお年寄りなどには、安定剤効果の弱いがを使われます。

筋肉をほぐす作用の少ない、安定剤的効果の弱い薬が使われることで、脱力による転倒を防ぎます。

夜中に何度も目が覚める早朝覚醒のある場合には、朝まで効果が持続するように、鎮静睡眠作用の作用時間が長い薬が用いられます。

入眠時間と同じように、不安が強い人や、肩こり、頭痛のある人には安定剤的効果のある薬を、不安が強くない人やお年寄りには安定剤的効果の弱い薬が使われます。
入眠障害の場合 中途覚醒、早朝覚醒の場合
症状 不安が強い、肩こりや頭痛がある 不安が強くない、お年寄り 不安が強い、肩こりや頭痛がある 不安が強くない、お年寄り
効果の狙い 鎮静催眠作用の作用時間が短く安定剤的効果がある薬を使う 鎮静催眠作用の作用時間が短く安定剤的効果が弱い薬を使う 鎮静催眠作用の作用時間が長く安定剤的効果がある薬を使う 鎮静催眠作用の作用時間が長く安定剤的効果が弱い薬を使う
使用する薬 トリアゾラム、ブゾチゾラムなど ゾルピデム、ゾビクロンなど フルニトラゼパム、エスタゾラムなど クアゼパムなど

うつ病がんばるな！

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