|
睡眠時間が遅れるリズム障害
連休や夏休みなどに極端な夜型の生活を続けると、通常の生活に戻ろうとしても、戻ることができなくなります。
明け方にならないと眠りにつけず、いったん眠ると、出社や登校の時間を過ぎても目が覚めなくなります。
無理して早い時刻に起きると、頭痛や頭が重い、食欲がない、疲れやすい、集中できないなどの症状が現れます。
しかし、これらは午前中だけのことが多く、昼過ぎにはなくなってきます。
こうした症状が慢性的に続くのが、睡眠相後退症候群で、思春期から青年期に発症することが多い障害です。
特徴としては、十分な努力にもかかわらず、望ましい時刻に寝付くことが困難で、いったん眠ってしまうとぐっすり眠ってしまうために、起きようという意思は強いのに、社会生活を起こるために必要な時刻に起床できないのです。
睡眠時間が遅れるリズム障害には、非24時間睡眠覚醒症候群があり、毎日寝付く時間が、本人の意思に関わらず1時間ずつ遅れていきます。
一月の半分ほどは昼間起きていられるのですが、残りの半分は夜全く眠れず、昼間極度の眠気に襲われ、睡眠の状態が定まらないため、学校や会社にいけなくなるという深刻な問題が起こります。
本人が努力して、決まった時刻に寝床に入り、決まった時刻に起きようとしても、それが難しく、そのときにこの障害に気づきます。
昼間、睡眠が出現するときに無理して起きていても、強い眠気や注意力低下が続き、慢性疲労症候群と診断されることもあります。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|