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睡眠薬の副作用
現在使われているベンゾジアゼピン受容体作動薬は副作用の少ない睡眠薬ですが、それでも不眠のタイプに合わない薬を服用したり、不適切な使い方をすると、副作用が現れることもあります。
睡眠薬の副作用には、次のようなものがあります。
①朝眠たくて仕方がない、だるい（持ち越し効果）
睡眠薬の効果が翌朝以降まで続いていることが原因で、午前中の眠気やふらつき、脱力感、頭痛、倦怠感などが起こることです。
高齢の人ほど出やすい傾向があります。
②体に力が入らない（筋弛緩作用）
安定剤効果のある睡眠薬には、筋弛緩作用があり、体がふらついたり、転びやすくなったりします。
③薬を飲んだ後のことを忘れる（記憶障害、あるいは健忘）
薬を飲んでから寝付くまでのこと、夜中に目が覚めたときのこと、朝に目が覚めてからのことなどを忘れることがあります。
薬を飲んだ後長時間起きていると出やすいので、飲んだら早く寝床につくようにします。
アルコールと一緒に飲むと特にこの症状が起こりやすくなるので、お酒と一緒に飲まないようにします。
④早く目が覚めたり昼間の不安が強い（早朝覚醒、日中不安）
朝早く目が覚めてしまったり、日中に不安感が強くなったりします。
 うつ病がんばるな！
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